健康ウォーキングの会

2012年11月24日



11月24日(土)朝方一時小雨がちらつくも午後からは晴天との予報。奇数月、老齢者には有難い平坦地のウォーキング。いつもの通り10時藤沢駅ルミネ入口に何れも元気なウォーキング愛好者達女性7人を含め総勢18人が集合。横山リーダー率いる一団“小田原文学散歩・北原白秋の散歩道”を目指しJR東海道線快速アクティーで一路小田原駅へ。

2005年6月に竣工した新駅ビルに10時半到着。JRコンコースの真ん中に吊り下げられた高さ3メートル余の小田原提灯を見上げ素晴らしくリニューアルされた駅舎、駅ビルに感嘆。西口コンコースにて本日のガイド、小田原ガイド協会の阿部さんより本日のルートの説明を受け、“北原白秋の散歩道”へと歩を進める。

西口駅前の北条早雲公像の脇の歩道上の“白秋童謡の散歩道の童画”の埋め込みタイルを起点にスタート。先ずは最初の坂道、法授寺に立ち寄り境内より小田原駅を見下ろし散歩道へと進む。 途中、道の両側には、たわわに実った色着いた蜜柑畑、道端には何箇所か、白秋の童謡「待ちぼうけ」、「ペチカ」などの歌が刻まれたプレートが・・・・・・。誰となく「待ちぼうけ、待ちぼうけ、ある日せっせと・・・」「雪の降る夜は楽しいペチカ・・・」と口ずさみ政治、原発、選挙のこと等すっかり頭から消えうせ、遠い昔の幼い頃を思い出しながらの散策。

途中、大きく聳えた戦没者慰霊塔を横に見ながらからたちの小径を抜け、小田原城の最前線基地といわれた絶景ポイント「御鐘台」へ。遠く大山、松田山、駿河湾を、眼下の緑の中には宇宙船の模型のような円形のモダンな建物、佐伯眼科クリニックを眺めながら、もと来た小径をもどる。途中豊臣秀吉の小田原攻めに対処するべく造った堀、落差10メートル余の孟宗竹の繁った「稲荷森」を高齢者は上から覗き見、途中、「からたち」「ゆりかごのうた」のプレートに目をやり乍ら来た小径をもどり慰霊塔脇の城山公園で昼食。

一休みの後慰霊塔裏より小峰御鐘台の大堀切(北条─豊臣の合戦に備え小田原城周辺を囲う大規模な空堀と土畳・国の指定史跡)を通り早川口に向かう。途中,早川口、西湘バイパス、箱根新道を見下ろす相洋中学脇の台地で一休み、阿部ガイドさんの説明を聞き、途中、白秋の旧居跡、伝肇寺(みみずく寺)を通り、早川口へ。国道1号線を右に折れ南町の美しい桜並木の道(西海子小路)へと進む。

途中、谷崎潤一郎の旧居跡を経て小田原文学館、白秋童謡館に。白秋没後70年記念特別展で数々の資料の展示を観賞、裏庭で“からたち”の実が一つ残っていた“からたちの木”が印象的。 国道一号線を渡り小田原城址公園を抜け天守閣の下を潜り抜け小田原駅に。駅前で次回をお楽にしみに。・・・と解散。

ひと時、童心にかえった、約13,000歩(約7~8キロ)のウォーキングを楽しませて貰いました。
 

仲野良一(S・31)記

追記:
年齢と共に足、腰に続き脳のほうまで衰えて来、記憶力も弱ってきたようです。
行った場所の名称、順序も間違いが有るかも分かりませんがお許し下さい。