連日、はっきりしない天気のなか、6月22日(土)健康ウォーキング例会は、普段の行いの良さのせいか好天に恵まれ、紅2点を含む13名が参集。 暑さの折、リーダーの配慮でアップ/ダウンのコースの予定を平坦のコースに変更、”あじさいの花見”に。 JR御殿場線 松田駅下車、開成町「あじさいの里」を目指す。
毎年、沢山の人が訪れる恒例の“開成あじさい祭り”は先週で終わって居り訪問者は比較的少ない様だ。先ずは、松田駅より、途中 仁徳3年、仁徳天皇創建によると言われる松田町史跡となって居る寒田神社に詣で、“楽しく無事にウォーキング”を祈念。
酒匂川を跨ぐ約300メートル長の十文字橋を渡り、「十文字渡しとケヤキ」立札脇より川岸沿いのサイクリングコースを川上へ“あじさいの里”を目指し歩を進める。 箱根連山、丹沢山塊の山地より綺麗な大量の水が流れ込む酒匂川より引き込まれた大量の清流の水路が、田圃、畑の周囲を囲みこみ美しく整備された農道の両脇にピンク、ブルー、白、紫の約5000株余の見事な“あじさい”が目と心を和ませてくれる。 花屋の店頭に並んで居るなじみの鉢植えのガクあじさい(スミダの花火、ダンスパーティー他)玉あじさい、かしわばあじさい等がここでは大きな株で見事に咲きみだれ、特に“したしみ通り”の両側100メートル余に美しく並んで咲いている手毬状の白い玉あじさい“アナベル”は素晴らしいの一言。
直径3メートル余の古い水車、水車小屋のある、あじさいに囲まれた広場、あじさい公園で昼食。昼食後は近くの開成町の指定重要文化財「あしがり郷」の築300年の茅葺の古民家“瀬戸屋敷”で開催中の“風鈴まつり”を見学。 “しのぶ風鈴”“竹風鈴”“あじさい風鈴”“南部鉄風鈴”“ガラス風鈴”等々約180個が縁側、軒先、廊下に吊るされ展示されて居り、涼しげな微風に“ちりん、ちりりん”と古い縁側、廊下で並べ置かれたガクあじさいの小鉢と良くマッチ、古民家の風情を楽しませてくれた。
帰路は、二宮金次郎も歩いたであろう酒匂川の川岸に沿った古い松並木の下を川辺で鮎つりを楽しんで居る太公望を横に眺めながら小田急開成町駅へ。 鎌倉の古寺の「あじさい」とはまた一味違った「あじさい」を堪能、約20,000歩、10Km余のウォーキングを楽しみました。