湘南サイクリングクラブ

実施日時：４月１６日(木)。
コース：相模川河口～馬入橋～前鳥神社～戸沢橋～渋田川・芝桜～石田牧場～集合地。
走行距離：約３３Km。

「伊勢原渋田川・芝桜をたのしむ」と銘打った第二回クラブランは天候のため１日順延した関係で参加者は6名から3名になったが新規参加の伊藤啓子さん(S60)も加わり、横山さん(S49)含め相模川サイクリングコースを心地良く走り出した。

相模川河口からの雄大な太平洋を眺め北上、国道１号馬入橋をくぐり抜け「馬入の渡し跡」碑で小休止。江戸時代、相模川は東海道の難所だった様で、渡し船で往来する旅人もこの辺りで無事渡り終えた休息所でもあったらしい。また「馬入」のいわれは鎌倉時代までさかのぼり、源頼朝の馬が暴れて川に入った事からと言い伝えられている。

相模川土手沿いの桜も葉が茂りだし、新緑の季節も間近か、河川敷のグランドでサッカー練習してるのをかなりの人が熱心に見入ってた。どうやら湘南ベルマーレの練習の様だ。待望のJI復帰、「がんばれ、湘南！がんばれ、ベルマーレ！」。

相模川から脇へ入り、前鳥(さきどり)神社でも小休止、境内には奨学神社という小さな神社もあり、学問、就職にも御利益ある平塚のパワースポットでもある。

再び相模川沿いに戻りペダルも快調に廻る。「田村の渡し跡」碑など往時の面影を感じながら、戸沢橋脇で一旦相模川から離れ西へ。江戸時代の「大山詣で」街道の一部を通り、途中で昼食、いよいよ渋田川沿いへ入る。丁度、「芝桜祭り」開催中とあり、人出も賑やかで屋台の出店も数店舗、自転車を駐めて散策しながら色とりどりの芝桜をたのしんだ。かながわ花の名所百選にも選ばれただけあり、週末には更に多くの人が訪れて賑わうらしい。カメラの構図考えながらの撮影も充分楽しんだ。個人的に数年前、車で訪れたが自転車で走って来た今回は一層、芝桜が映えて目に飛び込んできて嬉しくなった。

芝桜を充分堪能した後、すぐ近くの石田牧場でジェラードをほおばる、お薦めに従い、「石田ミルク」「季節限定・桜」を。新鮮濃厚ミルク味と桜の花の香りのジェラード、至福の味を堪能した。

話しも尽きないがそろそろ帰路へ向かう頃合いとなり、相模川サイクリングコースへ合流し、出発地の湘南海岸公園へ帰着、自転車ならではの機動力発揮した散策が出来た。次回(5月)は鎌倉文学館のバラ園に行こうとなりました。皆様の参加大歓迎ですのでお待ちしております。

鈴木宏和(S50経営)